アメリカ妊婦健診体験記 妊娠11週 初回病院受診

妊婦健診

アメリカでの妊婦健診体験記 初回病院受診

私は2023年1月に渡米し、アメリカで初めて妊娠しました。今回は、前回の電話受診を経て、初めて病院で診てもらった時のことをお伝えします。

1. 事前準備

今回は初めて対面での受診!病院に行く前に準備したことを紹介します。

予約の確認とe-check in

私の病院では、予約の1週間ほど前にテキストメッセージで予約確認の連絡がきます。確認してOKだったら「Y」を送信すると承認されたとのメッセージが届き、準備OK!自分のマイページにアクセスして、保険情報・アレルギー・薬局などの変更がないかの確認と事前問診を記載します。

*ここに丁寧に記載しても、事前に先生や看護師さんたちが確認していることはほぼ無し!笑 聞きたいことは必ず直接聞いてください。

自分の症状、質問の準備

通訳がどれぐらい使えるものなのか想像がつかなかったため、日本語と英語で事前の質問や自分の症状を日本語と英語で説明出来るようにメモをしていきました。付き添いしてくれる夫も英語は話せますが、医療用語は知らないものばかりなため、事前に調べて2人で共有しました。

服装・持ち物

必ず必要な持ち物は、保険証とID(運転免許証)。お会計の請求は後から来るので、お財布は要りません。服装はお腹の表面からエコーをすることがわかっていたので、すっとずらして見てもらえるように、ゴムタイプのゆったりしたズボンで行きました。

2.受付

アメリカの病院は完全予約制。予約時間の10分前に来てね!とメッセージをもらっていたので、10分前にドキドキしながら病院へ到着しました。

チェックイン

私の病院はキヨスク端末で受付するのが基本です。自分の名前、誕生日、携帯電話の下4桁を入力すると、予約情報が現れます。保険証とIDをスキャンして登録し、コロナ関連の簡単な問診を入力してチェックイン終了。待合室で名前が呼ばれるのを待ちます。

3.診察

待合室で5分ほど待つと、看護師さんが呼びに来てくれて、診察室へ案内されました。

電話通訳

診察室に向かう途中、看護師さんから通訳が必要か?(Do you need a interpreter?)と聞かれて、即お願いしました!
私の病院は電話通訳のため、スピーカーフォンを通しての会話です。看護師さんが話した内容を、電話口の通訳さんが翻訳して話してくれます。とてもはっきり聞こえますし、わかりやすくて感動しました!!(今後たまにハズレを引くことも出てくるのですが、、、)

看護師さんとの問診

先生が来る前に、看護師さんが血圧/体温/体重測定をし、今日の症状や先生に聞きたいことなどを事前に聞いてくれました。そこから先生が来るまでまた診察室で待ちます。
診察室は日本と違って小さな部屋がたくさんあり、そこに先生がやってくるスタイルです。完全に個室で、隣の声も聞こえず、もちろん夫も同席できて、完全なプライベート空間でした。

診察

いよいよ先生がやってきたと思ったら、私たちの担当はお医者さんではなくPractitional nurseという診察や処方もできる看護師さんでした(この看護師さんは出産後も、娘の担当として一緒に歩んでくれた大事な人となります)。軽く問診した後に、診察台に横になり、赤ちゃんの心音を測る超音波のプローブをお腹に当てて、一生懸命赤ちゃんを探してくれました。初めて赤ちゃんの心音が聞こえた時、安心して涙が出ました。先生もおめでとう!と言ってくれて、本当に本当に祝福されているんだ!!!と私はホッとしたのを覚えています。(これを書きながら泣いてます笑)
あとは、お酒を飲まないように、水はちゃんと飲むように、などの指導を受け、次回の予約を取って、検査室で採血をして帰宅。次の受診は1ヶ月後になりました。

まとめ

初めての受診は、とってもドキドキしましたが、アメリカの優しい・明るい雰囲気で心から祝福されているのを感じられました!日本の診察室と違って、完全な個室に夫と私と先生の3人だったので、私も夫も心をオープンにして喜んだり、心音をスマホのボイスレコーダーで録音したりできたのが良かったです。プライベートな空間はアメリカならではであり、残念な結果であっても、この空間だったら、他の妊婦さんたちのことも見ずに帰ることもできただろうし、待合室の廊下を通る時にも周りの目も気にせずに泣けただろうと思います。余談ですが、日本でもこんな環境が整ったら嬉しいなぁと思いました。
ということで、アメリカの病院は怖いところではありません!行ってらっしゃいませ!

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